【マレーシア】10月の空港利用者数、26%増の683万人[運輸]

マレーシアの空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が28日発表した10月の国内空港利用者数は、前年同月比25.5%増の682万9,000人だった。前月比では1.5%減となった。新型コロナウイルス流行前の2019年10月の79.6%だった。

利用者数の内訳は、国際線が前年同月比60.8%増の340万2,000人、国内線が3%増の342万7,000人だった。

国際線の内訳は、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の路線が38.1%増の175万8,000人、域外路線が95.2%増の164万5,000人だった。

クアラルンプール国際空港(KLIA)の利用者数は42.9%増の405万6,000人。内訳は、国際線が59.1%増の288万5,000人、国内線が14.2%増の117万1,000人だった。旅客ターミナル別の利用者数は、ターミナル1が36.8%増の210万3,000人、ターミナル2が50.1%増の195万3,000人。

KLIA以外の国内空港の利用者数は6.5%増の277万3,000人。このうち国際線が71.2%増の51万7,000人となった一方で、国内線は1.9%減の225万6,000人に落ち込んだ。

このほか、MAHBが海外で運営するトルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港(SGIA)の利用者数は14.3%増の333万8,000人だった。

1~10月の国内空港利用者数は、前年同期比65.9%増の6,751万8,000人。内訳は、国際線が2.7倍の3,115万8,000人、国内線が24.1%増の3,636万人だった。

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