“運河にリンク”冬満喫 ハウステンボスで欧州の風物詩を体験 あすオープン

欧州の街並みの中にオープンする「運河アイススケート」=佐世保市、ハウステンボス

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)に12月1日、日本唯一となる「運河アイススケート」がオープンする。オランダの街並みを再現した園内の運河上のリンクでスケートを楽しむ新たなスポットが誕生。29日、報道関係者らにアイススケートリンクが公開された。
 全長50メートル、幅13メートル。運河上に台を設置し、冷却配管で水を凍らせリンクを造った。冬、オランダの運河でスケートを楽しむ風景を演出している。
 一帯は夜には幻想的にライトアップ。HTBでは冬季限定となる光とゴスペルのショーなどの「光の街のクリスマス」も開催中で、欧州の雰囲気を満喫しながら、ロマンチックな時間が楽しめる。リンクサイドにはカフェも登場する。
 利用料金は靴、頭部と肘、膝のプロテクターの貸し出しで800円。ほかに子ども用の氷上遊具の貸し出しもある。期間は来年2月29日まで。
 HTBはブランドイメージ「憧れの異世界。」をテーマに各種イベントを展開。「欧州の街並みの中で、オランダの風物詩となるスケートを楽しむ。非日常、憧れの世界を体験してほしい」としている。

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