広島カープ 大瀬良大地 現状維持のサイン シーズンふり返り 来季へ決意

広島カープは、主力選手の契約更改が続々と行われています。30日、小園海斗 選手に続いて契約更改を行ったのは、大瀬良大地 投手でした。

広島カープ 大瀬良大地 投手
「変更なしで変わらずです。まだまだ頼むぞという話をしていただきました」

現状維持 1億8000万円(推定)

3年契約の2年目だったことしは、球団歴代3人目となる “5年連続開幕投手” を任され、シーズンをスタートさせました。体重を増量し、オープン戦で150キロをマークするなど万全の状態で迎えますが、シーズンを通して思うような成績を残すことはできませんでした。

大瀬良大地 投手
「キャンプの入りからオープン戦までパフォーマンスの状態もよくて、自分自身に期待を持ちながらスタートしたシーズンだったんですけれども、体のコンディションだったり、いいパフォーマンスを継続できなかったっていうところもありまして、思うようなシーズンにはならなかったというふうに感じたシーズンでした」

それでも、チームの顔としてクライマックスシリーズファイナルでは堂々たるピッチング。気迫の投球で強力・阪神打線を7回1失点に抑え、チームの柱としての威厳も見せてくれました。

大瀬良大地 投手
「昨シーズンオフから求めていたもの、取り組んできたことっていうものが数字としてスピードだったりというところには現れてきてはいたので、方向性としては間違っていなかったかなっていうふうに思います。その中でやっぱり体にかかる負荷が大きくなっていくと思うので、そこに対するアプローチも当然、やってはいたんですけども、1年間持たずにというところがあったので、そういったところを反省として今後に生かしていけたらいいなというふうに思います」

試合23 勝6 負11 防御率3.61

プロ10年目のことしは、自己ワーストの11敗。6年ぶりに完投勝利がなかったなどマイナスな成績が目立つ中、被打率においては過去5年で最もよい.239。オフシーズンには右ひじの手術も行い、来シーズンに向けて着実に準備は進んでいます。

大瀬良大地 投手
「シーズンオフに入って手術をさせていただいたので、そちらの体の心配もしていただいて。リハビリの経過に関してもすごく順調に来ていると思いますし。まだスローはできていないですけど、タイミングを見て開始できるような状況になっていると思うので、ここまではすごく順調に来ています」

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