広島カープ 秋山翔吾 “現状維持でサイン” 右ひざのリハビリも順調

30日は、広島カープの主力選手3人の契約更改が行われましたが、3人目は1500安打を達成した 秋山翔吾 選手でした。

広島カープ 秋山翔吾 選手
― サインはされました?
「はい。現状維持。今はリハビリの期間なので、今はキャンプも含めてどういうふうにやっていくんやというプランと、しっかり治して、またという話をしました」

現状維持 1億5000万円(推定)

ことしが3年契約の2年目。シーズン序盤から中軸を担い、チームをけん引。5月にはプロ通算1500安打を達成。自身が目標とする2000安打へ1つ壁をクリアすると勢い止まらず、6月に入った時点でも打率3割5分を越すハイアベレージをマークしました。

秋山翔吾 選手
― シーズンを振り返って
「自分としては1年間戦い抜きたいと思って準備してきたつもりでしたけど、節目の1500本は通過点のつもりでやっていましたし、それ以降、もっといい成績で終わりたかったなというところで終わってしまいました。

その後も不動の3番打者として連続出場するも、8月に右下腿ヒラメ筋を断裂。登録抹消を余儀なくされ、本人も目標としていた全試合出場とはなりませんでした。

それでもAクラス争いが過熱した9月には戦線に復帰。クライマックスシリーズファーストステージ初戦にはチームを勢いづけるサヨナラタイムリーを放つなど、ベテランとして存在感を見せつけました。

秋山翔吾 選手
「順番は2位だったというところで、ただ、1位と差のある2位だったので、これを詰めていくというのは、順位が1個上がるという、そこまで手が届きそうな2位だったかといわれると、そうではなかったと思いますし、それを詰めていくのはまた簡単ではないですけど、選手としてはやりがいがあるかなと思います」

今オフには、シーズン途中から違和感を抱えていた右ひざを手術。万全の態勢で来シーズンに臨みます。

秋山翔吾 選手
― ひざの状態について
「後戻りすることなく、“停滞” という言葉がうまく伝わるかわからないですけど、悪くなっていないというところと、逆にいうと、いい方向にずっと進んでいるかなというところがあるので」

― 来シーズンへ
「契約最終年というのは、あまりこう、やっていく中での1つの契約の形なので、特に考えていないですけどね。やっぱりしっかりとした数字が、自分がシーズン終わったときに納得できるものが出るようにまず、しっかりリハビリをして準備をしていきたいなと思います」

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