ユヴェントスのアッレグリ監督がタイトルへの野望を語る「全員がスクデットを望む野心を持たなければならない」

写真:現在2位のユヴェントスを率いる、アッレグリ監督 ©Getty Images

マッシミリアーノ・アッレグリ監督が率いるユヴェントスは、今シーズン好調を維持しており、首位インテルに次ぐ2位に付けている。セリエA第13節でユヴェントスはインテルと直接対決を行い、両者譲らず1-1のドローで決着している。

アッレグリ監督はモンツァ戦前の記者会見でスクデットと自身の将来について語った。イタリアのウェブサイト『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。

アッレグリ監督は「全員がスクデットを望む野心を持たなければならない」とリーグタイトルへの願望を覗かせつつ、以下のように続けた。

「大きな野心を持つ必要があるが、1歩ずつ進まなければならない。どのチームも過小評価するわけにはいかない。そして、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)から遠ざかっていることを忘れてはいけない。目標はトップ4でリーグ戦を終え、CLに復帰することだ。それが重要なことだ」

「私たちはインテルではなく、その先の試合を見ている。リーグ戦は船旅であり、スピードレースではない。首位インテルと勝ち点差が2の位置にいることを誇りに思うが、後ろも見なければならないし、メンタルを維持し続ける必要がある。日々、改善していくことが大切だ」

今シーズン限りでユヴェントスを離れると噂されるアッレグリ監督は、自身の進退について以下のように語った。

「私はユヴェントスと2025年6月まで契約を結んでいるし、順調に仕事をしている。私は首脳陣たちとうまくやっており、マナ(Giovanni Manna:ユヴェントス Next Genのスポーツディレクター)、スカンヴィーノ(Maurizio Scanavino:ユヴェントスのCEO)、ジュントリ(Cristiano Giuntoli:ユヴェントスのテクニカルディレクター)とは素晴らしい関係を築いている。今だけでなく、重要な未来をもたらせるように良好な調和がとれている」

「私がユヴェントスで学んだことの 1つは、人が去ってもDNAは残るということだ。ユヴェントスでは、静かに目立たないように仕事をする必要がある」

現地時間12月1日に、ユヴェントスはセリエA第14節のモンツァ戦を控えている。

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