米国の電気自動車（ＥＶ）大手テスラのタイ法人のテスラ（タイランド）は、タイの首都バンコク近郊で11月29日に開催された自動車展示・販売会「第40回タイ国際モーターエキスポ2023」のプレスデーで、人工知能（ＡＩ）ロボット「オプティマス」の試作機をタイで初公開した。
オプティマスはヒト型で二足歩行する。自社の電気自動車（ＥＶ）の自動運転技術を活用した。テスラ（タイランド）関係者によると、将来的には工場などで労働者不足などを補うことを目指しているという。
テスラ（タイランド）のタイ国際モーターエキスポへの出展は今回が初めて。会場には「モデルＹ」と「モデル３」のほか、テスラ車用の急速充電「スーパーチャージャー」なども展示した。ＥＶの本格普及に向け、年内までにチェンマイ県を含む北部地域２カ所にスーパーチャージャーを設置する計画。来年以降は南部にも設置範囲を広げていく考えだ。
