「福井ブローウィンズ」新たなエンタメへ…子ども大喜びな試合会場を現地レポート 12月2、3日にホーム戦

BOOZと一緒に写真に収まる子ども
メガホンを手に声援を送る子どもたち=11月25日、福井県越前市アイシンスポーツアリーナ
プレゼントをバズーカで観客席へ発射する「ブローウィン ダンサーズ」

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)で快進撃を続ける福井初のプロチーム「福井ブローウィンズ」。試合会場には、大人だけでなく観戦が初めての子どもも楽しめる仕掛けがいっぱいある。11月25日から始まった福井県越前市でのホームゲーム4連戦(26日、12月2、3日)は、より多くの子どもたちに来場してもらおうと「子どもが主役の4日間!」と銘打ち、キッズダンスショーや縁日遊びなどたくさんの催しが企画された。初日の様子を取材した。

 午後1時、家族連れらが続々と入場。チームのマスコットキャラクター「BOOZ(ぶーず)」に出迎えられた子どもたちは、先着順のオリジナルサングラスをもらうと、早速かけてはしゃいでいた。

 午後3時、試合開始。子どもたちはメガホンをたたき、シュートが決まるたびに歓喜の声を上げた。会場には輪投げや積み木積みなどの縁日遊び、マジックで壁に絵を描ける「ラクガキウォール」、子どもが店長になって服や雑貨を売るフリーマーケットなどさまざまなコーナーが設けられ、試合そっちのけで夢中になって遊んでいる子もいた。

 試合開始前やハーフタイムには、県内のダンス教室で学ぶ子どもたちが踊りを披露。パフォーマンスチーム「ブローウィン ダンサーズ」がキレのあるダンスや、観客席に丸めたタオルマフラーを発射する「プレゼントバズーカ」で子どもたちを盛り上げた。

 ホームゲームを欠かさず観戦しているという福井市の女の子(7)は「面白いサングラスがもらえたし、遊ぶところもあって楽しかった」と笑顔。お気に入りの選手と手をつないで入場できるエスコートキッズもできて大満足の一日だった。女の子の父親(43)は「バスケ観戦だけじゃなく、子どもを飽きさせないし楽しみ方がたくさんあった」と話した。

 チームの広報を担当する西澤穂乃花さんは「ブローウィンズの試合が家族で遊びに行ける福井県の新たなエンターテインメントの場になってほしい」と期待している。

 普段のホームゲームでもBOOZやダンサーズのパフォーマンスをはじめ、エスコートキッズなどの催しを楽しむことができる。

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