長崎、大村の3市議 維新が離党認める パワハラ主張、除名せず

 日本維新の会が「党県総支部執行部からパワハラを受けた」と主張する長崎、大村両市議3人の離党を認めたことが30日、分かった。同支部執行部はパワハラを否定しており、党は除名も検討していた。
 3人は長崎の梅本圭介市議(55)と都留康敏市議(34)、大村の中村仁飛市議(33)。いずれも4月の両市議選に党公認で出馬して初当選した。
 24日に長崎市内で会見し「(同支部執行部から)パワハラ行為や、いやがらせを受けた」として離党届を提出したと表明。執行部はこれに反論し「(党は離党届を受理せず)除名を含めて検討している」としていた。
 離党を認めた理由について、同支部の山田博司幹事長は「党が総合的に判断した」と話している。

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