「毎試合 試合を作れた」床田寛樹 大台1億円(推定)到達 広島カープ 契約更改

広島カープの契約更改です。1日は、先発の一角で奮闘し、チームの勝ち頭になった 床田寛樹 投手が交渉に臨みました。

今シーズンは開幕第2戦の先発を託され、その後も先発ローテーションの一角としてシーズンを通して活躍した床田。自身、初となる規定投球回数到達も大きく評価され、大幅アップとなりました。

5000万円(推定)→1億円(推定)

広島カープ床田寛樹 投手
「思ったより多かったのでけっこうびっくりしました。2けた(勝利)も行きましたし、イニングも規定(投球回)に乗ってくれたというのは、(球団が)すごく評価してくれたので。もう少し投げてほしいというのは言われました」

防御率2.19は、リーグ3位。チームトップクラスの安定感は、5年ぶりのクライマックスシリーズ進出の原動力となりました。

床田寛樹 投手
「いいことも悪いことも両方経験できたシーズンだったんじゃないかなと思います。目標にしていた2けた(勝利)・規定(投球回)は達成できましたし、そこはよかったかなとは思うんですけど、後半、なかなか勝てなくなって大事な試合でも落とすのが多かったので、そういう意味ではもっとやれたんじゃないかなというのは正直に思います。2回、登録抹消があったんですけど、長期離脱とかせずに毎試合、試合をしっかり作れたというのが一番よかったんじゃないかと思います」

― 力が付いたと感じる部分は?
「今までと違って周りを見られるようになったというか、(投球に)強弱をつけたりとか、このバッターは別に歩かせてもいいなとか、自分の中で(投球の)選択肢が増えたと思います」

初の2けた勝利と投手の域を超えた打撃力。来季はチームの中心として優勝を見すえます。

床田寛樹 投手
ー 来季の目標は
「全部、キャリアハイを残したいですし、(シーズン)2位でクライマックスシリーズで負けてしまったので、ああいう思いはもうしたくないなと思うので、優勝して日本一になれるようになんとか少しでも力になれるようになりたいなと思います。ことし初めて2けた(勝利)・規定(投球回)にいったが、1年だけでは意味がないと思うので、何年も続けられるように。勝ち星は自分ではどうしようもないところもあるので、イニングは自分がしっかりと抑えておけば投げることができるので、イニングだけはやっぱり170ぐらいいきたいなと。(西川)龍馬が抜けてすごく戦力もダウンすると思いますけど、若い子もいい選手がいっぱいいるので、その人たちが穴を埋めてくれると思うので、全員で助けあいながら優勝・日本一を達成できるようにがんばりたいなと思います」

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