10月の県内の百貨店の売り上げが、2か月連続で前年を下回ったことが分かりました。
中国四国百貨店協会によりますと、10月の県内の百貨店の売り上げは69億158万円で前年比87.8%と、2か月連続で前年を下回りました。
売り上げ全体が減少した原因としては、そごう広島店新館の閉館や、福屋広島駅前店のフロアの集約で、品数やブランド数が減少した影響が考えられるとしています。
また商品別では、「紳士服・洋品」が前年比86.9%、「婦人服・洋品」が前年比89.4%と不調で、10月の気温が高く、秋・冬服の動きが鈍かったためとしています。
中国四国百貨店協会では11月は、「例年、売り上げの大きい月なので期待しているものの、売り場面積の減少による影響も考えられる」としています。