65万個の電球輝くメルヘンな世界へ 下野・グリムの森でイルミネーション

水面に映えるグリムの森のイルミネーション=3日午後5時15分、下野市下古山

 第13回グリムの森イルミネーションが来年1月3日まで、栃木県下野市下古山のグリムの森で開かれている。まばゆい光で表現された「白鳥の城」や「せせらぎのアーチ」が人々をメルヘンの世界にいざなっている。

 同市ウインター活性化推進協議会が主催。同会メンバーや石橋中の生徒らが2カ月かけて飾り付け、11月26日に開幕した。今年は昨年より5万個多い65万個の電球を使用している。

 点灯式を毎日行っており、3日も5組の子どもたちがボタンを押した。会場ではピアノとアルトサックスの演奏会やダンスショーが開かれ、来場者は冬の夜のひとときを満喫していた。石橋中2年宇南山美波(うなやまみなみ)さん(13)は「色とりどりのライトがとてもきれい」と笑顔を見せた。

 10日はピアノとトランペットの演奏やゴスペル、17日は石橋高吹奏楽部のコンサート、24日には上三川少年少女合唱団とTCGフルートオーケストラのコンサートなどが開かれる。

 点灯時間は午後5~9時。火曜が休みだが1月2日は実施する。

© 株式会社下野新聞社