モンテ、県内4地域でファン感謝イベント 選手が小学生対象にサッカー教室

小学生とモンテディオ山形の選手たちがミニゲームで交流した、ファン感謝イベントのサッカー教室=寒河江市・チェリーナさがえ

 サッカーJ2・モンテディオ山形の今季終了に伴うファン感謝イベントが3日、県内4地域で開かれた。サッカー教室が初めて企画され、選手と渡辺晋監督らが小学生とサッカーを楽しみ、交流しながらシーズン中の応援に感謝した。

 サッカー教室は村山、庄内、最上、置賜の各地域の屋内施設で開催した。村山会場の寒河江市のチェリーナさがえには約160人の子どもたちが参加。渡辺監督やFW藤本佳希ら9選手と一緒にチームをつくりミニゲームで対戦し、ゴールを決めると選手とハイタッチして喜んだ。MF国分伸太郎選手のファンだという東根市大富小4年五十嵐虹介君(10)は「(国分選手と)パス交換をできてうれしかった」と笑顔だった。

 トークショーやサイン会も昨年に引き続き県内4会場で実施した。山形市のパレスグランデールには、抽選で当選した約500人超が集まった。来季続投が決まった渡辺監督は「最高の仲間であるみなさんと再会できてうれしい。頑張った選手たちにねぎらいの言葉をかけてほしい」と呼びかけた。選手の私生活に迫る質問や、サポーターと合同で行うレクリエーションで盛り上がった。

小学生とモンテディオ山形の選手たちがミニゲームで交流した、ファン感謝イベントのサッカー教室=寒河江市・チェリーナさがえ
モンテディオ山形の選手とサポーターが触れ合ったファン感謝イベント=山形市・パレスグランデール
小学生とモンテディオ山形の選手たちが交流したファン感謝イベントのサッカー教室=寒河江市・チェリーナさがえ

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