週後半にかけて気温上がる 週末は時季外れの暖かさに 北日本は天気・気温とも変化大きく

4日(月)の天気と最高気温

 きょう(月)午後は北陸から北の日本海側でも、天気が回復して晴れ間が出る見込み。この方面はきのうより気温が高く、風もおさまり寒さが和らぎそうだ。あす(火)は太平洋側で冷たい雨の所があるが、6日(水)以降は東・西日本で気温の高い日が多くなりそうだ。特に、週末は師走とは思えない暖かさとなる見通し。

天気変化早い

4日(月)午後3時と5日(火)正午の雨予想

 きょう(月)午後は太平洋側を中心に晴れるが、沖縄は発達した雨雲の通り道となる見込み。今夜~あす(火)未明は沖縄本島地方で、局地的に雷を伴い非常に激しい雨の降るおそれがある。あす(火)は発達した雨雲の大部分は日本の南を通るが、午前中は九州や四国で雨雲のかかる地域がある見込み。午後は近畿や東海の一部でも雨が降る予想で、遅い時間には東京など関東沿岸も傘が必要になりそうだ。また、北日本もあす(火)午前中は、一時的に雨や雪の降る所がある見通し。

5日(火)~7日(木)の天気と気温

 6日(水)は、晴れ間の出る所が多い見込み。全国的に気温は11月中旬並みで、東・西日本は昼間に関してはコートが要らないくらいとなりそうだ。ただ、日本海側は天気が下り坂で、6日(水)夜~7日(木)は雨や雷雨となる見込み。北日本は一時的に寒気が流れ込むため、8日(金)午前にかけて気温が下がる見通し。一方、北陸や西日本の日本海側は、あまり寒気の影響は受けず、8日(金)日中には天気が回復しそうだ。

関東でも20℃前後

8日(金)~11日(月)の気温変化と天気(東京、福岡)

 8日(金)以降は、暖かい空気に覆われる地域が多い見込み。晴れる地域は特に気温が高く、週末は関東以西で最高気温が20℃前後まで上がり、10月下旬並みの気温となる所がありそうだ。ただ、昼間にいくら暖かいとはいっても、朝晩は内陸を中心にしっかり冷え込む予想となっている。一日の気温差に注意すると共に、盆地は午前中は濃霧による見通しの悪化に注意したい。また、北日本は土曜日夕方から寒気が流れ込み、週明けにかけて山沿いを中心に積雪が増える見込み。

(気象予報士・高橋和也)

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