3万5000本のペットボトルが夜を彩り 住民の手作りのイルミネーションがことしも開催 広島・三原市

広島県三原市で、ペットボトルを使った手作りのイルミネーションが、ことしも始まりました。

三原市久井町の吉田地区にある吉田スポーツ広場で、イルミネーションが行われています。

「冬ホタルペットボトル&イルミネーション」と名付けられたこのイベントは、「ゴミのペットボトルを使って地域を活性化しよう」と2000年に始まり、24回目となります。

ことしも地域の住民グループ10人が、約3万5000本のペットボトルと4万5000球ほどのLEDを使って、ひと月かけて作りました。

今回のテーマは「#久井町吉田」。地域を発信して訪れた人に知ってもらおうと地元の観光スポットや風景をペットボトルと灯りで表現しました。公園いっぱいに温かな空間が広がり、訪れた人を和ませています。

訪れた人たち
「いろんな色があってきれいだった」
「平面じゃなくて立体で奥にあってどんどん行ったら表情が変わっていくのが楽しかった」

吉田冬ホタル実行委員会 前石和昭 会長
「わたしたちが一生懸命作ったものを見てもらいたいのと、住民もこういった光を見たらほっとすると言っている」

ペットボトルのイルミネーションは来年1月2日まで毎日点灯されます。

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