アーセナル、ユヴェントスに所属するトルコの19歳の新鋭に関心を示す

写真:アーセナルが関心を示しているユルディズ

アーセナルが、ユヴェントスに所属するトルコ代表FWケナン・ユルディズに関心を示しているようだ。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が報じている。

ユルディズは現在18歳で、2022年7月にバイエルンのアカデミーからユヴェントスのアカデミーに移籍。U-19チームやセカンドチームに所属した後、今シーズンからマッシミリアーノ・アッレグリ監督が率いるトップチームでプレーしている。

センターフォワードとしてもウイングとしてもプレーできる万能性を持ち、爆発的なスピードと洗練されたテクニックが持ち味。ユヴェントスでのリーグ戦ではここまで試合終盤の途中出場が中心ながら5試合に出場している。また、今年10月にはトルコ代表デビューも飾り、11月18日のドイツ戦では代表初ゴールも奪っている。

ユヴェントスとは2027年6月30日までの長期契約を結び、ユルディズの流出を防いでいる。また、夏にはヨーロッパ中の様々なクラブからローン移籍のオファーが寄せられたものの、ユヴェントスはそのすべてを断り、トップチームにとどめる決断を下している。こうした事実からも、ユヴェントスがユルディズを将来のエース候補として大切に育てたい意向がうかがえる。

そんなユルディズに対し、アーセナルが強い関心を示しており、1月の移籍マーケットでの獲得に乗り気だという。

しかしユヴェントス側の姿勢を見る限り、交渉は簡単ではない。仮に完全移籍のオファーを出すとなれば、生半可な金額では交渉のテーブルに着くことはできないだろう。

また、リヴァプールもユルディズに強い関心を示しているという。同クラブのヨルク・シュマットケSDは、前任クラブであるヴォルフスブルク時代からユルディズの才能を賞賛していたと伝えられている。

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