東証、午前終値3万2782円 続落、一時500円超下げ

東京証券取引所

 5日午前の東京株式市場は、前日の米国株下落が重荷となって売り注文が膨らみ、日経平均株価(225種)が続落。一時、取引時間中として3週間ぶりに節目の3万3000円を割り込んだ。下げ幅は500円を超える場面があった。

 午前終値は前日終値比449円13銭安の3万2782円14銭。東証株価指数(TOPIX)は16.85ポイント安の2345.80。

 4日の米市場は当面の利益を確定する動きが優勢で、ダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって下げた。東京市場はこの流れを引き継ぎ、朝方から次第に下げ幅を広げる展開となった。

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