日本シリーズの効果1607億円 「関西ダービー」全国に経済波及

 関西経済界でつくる民間シンクタンクのアジア太平洋研究所(大阪市)は5日、プロ野球日本シリーズで阪神とオリックスが対戦し「関西ダービー」となった経済波及効果が全国で1607億円に上ったとの試算を発表した。

 両チームのリーグ優勝やクライマックスシリーズ、阪神が栄冠をつかんだ日本シリーズ、11月23日開催の優勝パレード、関連セールで生まれた経済効果を足し合わせた。

 チケット代や交通費、飲食費、グッズ購入費といった直接効果を719億円、関連商品の売り上げ増に対応した人件費の増加分などの間接効果を887億円とした。

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