午前4時の新聞配達で異変...女性「命拾いした」 日光・ホリイ新聞店、住民らと見事な連携

斎藤充子さん(2列目左から2人目)とホリイ新聞店の従業員たち

 【日光】新聞配達員の気付きをきっかけに、地域住民らの迅速な対応が独り暮らしの高齢女性(81)の命を救った。御幸町の新聞販売店「ホリイ新聞店」(斎藤学(さいとうまなぶ)社長)でお客さまサービス係を務める斎藤充子(さいとうみつこ)さん(57)は配達員から異変の報告を受け、民生委員や近所住民に連絡を取るなどして女性の安否を確認。女性は一命を取り留めた。斎藤さんは「今後も新聞配達だけでなく、目配り、気配り、心配りを大切にしていきたい」と話す。

 9月下旬、同店の配達員男性(53)が所野地区で午前4時ごろに新聞を配達していると、前日の新聞が残ったまま室内の明かりがついている家を発見、斎藤さんに報告した。

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