昼間に見られるイルミネーション 鍾乳洞抜けると幻想的「トンネル」 西海・七ツ釜鍾乳洞

LEDで彩られた連絡通路=西海市西海町、七ツ釜鍾乳洞

 長崎県西海市西海町の「七ツ釜鍾乳洞」で、冬恒例のイベント「光の鍾乳洞2023」が開かれ、約4万球の発光ダイオード(LED)が洞内外を彩っている。来年3月3日まで。
 冬場は外気より暖かいという鍾乳洞の特徴を生かし、誘客につなげようと市観光協会が4年前から実施。昼間に見られるイルミネーションとして、人気を集めている。
 一般公開している観光コースのうち、洞外へ通じる70メートル超の連絡通路を「光のトンネル」として電飾。薄暗い神秘的な世界を抜けると、色とりどりの光であふれる幻想的な空間が広がる。
 洞入り口の庭園には、クリスマスのモニュメントを飾り付け、営業時間後の午後5時~10時にライトアップ。正月前には新年向けに模様替えする。
 期間中、伊佐ノ浦公園(同町)のコテージ宿泊券や市の特産品詰め合わせが当たるインスタグラムキャンペーンを実施。クリスマスや正月などにちなんだキャンペーンも予定する。
 営業時間は午前9時~午後5時(最終受け付け4時半)。問い合わせは同協会七ツ釜鍾乳洞事務所(電0959.33.2303)。

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