広島カープ 菊池涼介 4年契約終え2年契約・推定2.5億円へ “守備の要“ 再び複数年契約

広島カープの 菊池涼介 選手が、契約更改に臨みました。菊池は、ことしが4年契約の最終年でした。

広島カープ 菊池涼介 選手
― 契約は?
「3回くらい下交渉もさせていただいて、ぼくの要望とか、いろんな意見も交換できましたし、いろんな話をしてサインしてきました」

年俸は5000万円ダウンの推定2億5000万円、2年契約で更改しました。

3億円(推定)→2億5000万円+出来高(推定)2年契約

12年目、33歳のシーズンは、主に1番として起用されながら夏場にはプロ初の4番など、7番と9番以外の7つの打順を任されました。

試合120 打率.258 本塁打5 打点27

シーズン終盤にがむしゃらなヘッドスライディングでけがをした影響もあり、120試合の出場で打率.258にとどまりましたが、5年ぶりのクライマックスシリーズではスクイズを成功させるなどベンチの采配に応え、新井カープを支えました。

菊池涼介 選手
― 今季を振り返って
「出足はよかったですけどね、後半、離脱もありましたし、あらためて1軍にずっといたいなと。離れたときに試合を見ていると、出たいなというふうに思いましたし、さみしいなというふうに思っていたので、やっぱり、しっかり体のケアをしながら、年齢も年齢になってきましたので、そんな無茶できないですけども、無茶するのが自分の持ち味なので、それに応えられるように体作りとケアをしていきたいなと思います」

ゴールデン・グラブ賞の連続受賞は10年でストップしましたが、それでもエラーの数はわずか3。セカンドではリーグトップの守備率を残しました。

菊池涼介 選手
― 来季に向けて
「三好コーチが就任しましたので、『若手と三好コーチを育ててくれ』というふうに(鈴木)常務に言われましたが、育てることはできないですけど、ともに練習しながら意見も交換しながら、またイチからやっていきたいなというふうに思います」

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