12月7日の福井県内、朝の通勤・通学時は雷と突風に注意 福井地方気象台予報

 福井地方気象台の12月6日昼の気象情報によると、7日明け方から朝にかけて日本海の低気圧から延びる寒冷前線が福井県を通過する見込み。同日明け方から夕方にかけ落雷や竜巻などの激しい突風の可能性があり、朝の通勤通学、下校時には注意が必要だ。

 7日の県内の天気予報は嶺北が曇りで昼過ぎまで時々雨。嶺南は曇りで明け方から朝に雨。県内全域で明け方から夕方にかけ雷を伴う所があるとみられる。朝の最低気温は福井9度、大野5度、敦賀10度の予想。

⇒12月7日は、西日本から南西諸島にかけて黄砂予報

 寒冷前線の通過に加え、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下27度以下の強い寒気が流れ込むとみられる。寒冷前線や上空の寒気の影響を受け、福井県は大気の状態が非常に不安定となる見込み。同気象台は落雷や激しい突風への注意喚起とともに、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼び掛けている。

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