香港日本文化協会の日本語スピーチコンテスト

香港日本文化協会主催による「第46回日本語スピーチコンテスト」が11月26日(日)に香港伍倫貢学院(沙田大圍 新キャンパス)で開催された。同コンテストは1976年から香港における日本語学習者の振興を目的としている。

今年の演題は「日本に関すること」で、日本語を学ぶ大学・専門学校・協会などから予選を通過した15人が登壇。3~4分のスピーチ後に質疑応答を実施した。審査項目は、内容・表現力・発音・態度・応答の5項目で、在香港日本国総領事館の岡田健一・総領事(大使)、国際交流基金海外派遣専門家の田邊知成氏、香港日本人倶楽部理事長の正木弘氏ら6名による厳正な審査が行われた。

優勝者は、香港日本文化協会・日本語講座研究班学生の盧雪晴さん。演題は「日本の本当の魅力」で、日本の「人間文化(ヒューマ・カルチャー)」、日本語と日本人の美しい心についてスピーチした。会場では盧さんのスピーチに涙する人の姿もあった。2位は、香港中文大学專業進修学院の何●方さんが受賞した。【●=王へんに宛】

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