B1長崎ヴェルカ 佐賀に91―81 隣県対決制す

【佐賀―長崎ヴェルカ】第1クオーター、長崎ヴェルカの松本がシュートを決める=SAGAアリーナ((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第10節は6日、佐賀市のSAGAアリーナなどで12試合が行われ、隣県対決となった佐賀-長崎ヴェルカは、ヴェルカが佐賀を91-81で下した。通算11勝6敗で西地区3位。
 5月のB2プレーオフ決勝以来の対戦。ヴェルカは序盤、0-4から松本のドライブなどで16点を連取して勢いづいた。ディフェンスも良く、第1クオーターを24-17で発進した。その後は佐賀のガルシア、チャイルズらにインサイドで得点を重ねられたが、荒谷の2連続3点シュートで盛り返し、44-38で前半を折り返した。
 第3クオーターは再びヴェルカペース。ボンズのリバウンドでの健闘などで優位に立つと、松本、狩俣の3点シュート、荒谷のゴール下などで得点して、6分に58-41と17点差をつけた。64-54で入った第4クオーターも攻撃の手を緩めず、ボンズ、ブラントリーの3点シュートなどで加点。終盤はファウルゲームに持ち込んだ佐賀から、馬場らがフリースローを確実に決めた。
 西地区は首位の名古屋Dが島根に75-93で敗れ、2位の琉球は大阪に76-73で競り勝った。名古屋D、琉球はいずれも通算13勝4敗となった。
 第11節は9、10日、各地で24試合を実施。ヴェルカは長崎市の県立総合体育館でFE名古屋と対戦する。

【佐賀―長崎ヴェルカ】第1クオーター、長崎ヴェルカのブラントリーがゴール下でシュートを狙う=SAGAアリーナ((c)B.LEAGUE)

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