生花6000本、那須塩原の図書館飾る 宇都宮出身篠崎さん手がけた “体験型” 作品

篠崎さんと図書館に展示されている作品

 【那須塩原】宇都宮市出身のフラワークリエイター篠崎恵美(しのざきめぐみ)さん(42)が、6千本の生花をつるして飾った作品「NOW/THEN,Present いまとそれから。プレゼント」が本町の市図書館(みるる)で展示されている。15日まで。

 見るだけでなく、生花の匂いや空間、ドライフラワーへと変化する過程も楽しめる“体験型”作品。16、17の両日には展示した花を来場者へ配布する。

 篠崎さんは花や植物を使ったディスプレーや装飾を手がける「edenworks(エデンワークス)」(東京都渋谷区)を主宰。同図書館を訪れた際、幅広い年代の人が利用している空間にひかれ、篠崎さんから展示を働きかけた。

 花はできる限り廃棄しないように取り組んでいる。「大切にしている人に花を贈ったり飾ったりして、次の出会いや思いにつながれば」と話した。

 平日は午前10時~午後9時。土日祝日は午前10時~午後6時。月曜休館。配布は無くなり次第終了。

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