セーターやジャケット着用、議場和やか 山辺町で「ニット議会」

さまざまな色、柄のニットを着用して議論を交わした山辺町議会12月定例会=同町・議場

 山辺町で盛んなニット産業をPRしようと、「ニット議会」と銘打った町議会12月定例会が6日、開会した。一般質問が行われ、ぬくもりあるセーターやジャケットを着用した議員と町幹部職員が議場に並んだ。

 町が定める「いつでもニットの日」(12月10日)に合わせた恒例行事。傍聴席には多くの町民が訪れ、「私もニットを着てきたの」と話す人もいた。

 農業への支援や文化財保護、健康づくり事業…。色とりどりの装いの議員7人がさまざまな分野について質問した。ふんわりとしたニット製品同様に、議場には、いつもより和やかな雰囲気が漂っていた。

© 株式会社山形新聞社