「合格りんご」に高まる気持ち JA支部、金井中3年生に贈る

「合格祈願りんご」を手に笑顔を見せる生徒たち=山形市・金井中

 高校受験を控えた中学生を応援しようとJAやまがた青年部東金井支部(長岡和樹支部長)は6日、山形市金井中(佐藤朋子校長)の3年生196人に「合格祈願りんご」を贈った。

 リンゴは地元農家が育てた「ふじ」。色付く前に、同支部メンバーが「合格祈願」のシールを貼り、文字が浮き出るようにした。1日には高畠町の亀岡文殊で合格祈願を行った。贈呈は今年で21回目となる。

 贈呈式は同校で行われ、長岡支部長が「異常気象を乗り越え丈夫に実ったリンゴを力にして、最後まで頑張ってほしい」とあいさつ。6人のメンバーが生徒一人一人に手渡し、最後に「フレーフレー金井!」と熱いエールも送った。鈴木佳弥さん(15)は「絶対合格するという気持ちが高まった」と話した。

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