「日本一の富山名物」 チンドンコンクール 24年4月5~7日予定、ポスターで機運高め

来年のチンドンコンクールをPRするポスター(富山市提供)

 富山市の春の風物詩として親しまれている「全日本チンドンコンクール」の来年開催に向け、PRポスターが完成した。開催は4月5~7日となる予定。第70回の節目を迎える大会で、市などは特別企画も検討している。

 ポスターは迫力のある構図と筆致、配色でコンクールのにぎやかさや華やかさを表現し「日本一の富山名物にござい。」の文字を入れた。公募で富山県内外から16作品が寄せられ、筑波大学生の猪瀬陽(ひかり)さん(茨城県つくば市)のデザインが選ばれた。B1判とB2判を計600部作り、プロのチンドンマンや市内の宿泊施設、関係機関などに配布する。

 コンクールは市と富山商工会議所などでつくる実行委員会が主催する。全国各地から集まったチンドンマンが腕を競い、市中心部でパレードを繰り広げる。来年1月に実行委が開催日を正式決定する。

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