今年1月に人気歌謡コーラスグループ「純烈」のメンバーとなった長崎県東彼波佐見町出身の岩永洋昭(44)さん。15日に長崎市の長崎ブリックホールで開く「純烈コンサート2023」への思いなどを聞いた。
-純烈メンバーとなり、心がけてきたことは。
皆さんに喜んでいただけるよう、できる限りのことをするというスタンス。日々激務なので、出番の前は30~40分かけてストレッチをし、体をほぐすのがルーティン。筋トレで腹筋や体形も維持できている。
-この1年を振り返って。
ライブや歌謡祭、バラエティー番組の出演、お芝居など想像以上に忙しい。長女の卒園式や小学校への入学式、運動会などに行けなかった。家族と過ごす時間が少ないからこそ、その貴重な時間を大切にしている。
-年末のNHK紅白歌合戦に、初めて出場する。
波佐見町の親族や友人から「おめでとう」などと連絡があり、役場には出場を祝う懸垂幕も。周囲の反応を受けて「すごいことなんだ」と実感でき、うれしい限り。(2019年に亡くなった)母も絶対喜んでくれているだろう。
-15日の公演は長崎への凱旋(がいせん)コンサートとなる。
初めてメンバーと一緒にダンスや歌の練習をし、純烈に入ったことを実感できた曲「だってめぐり逢えたんだ」や、亡き母への思いが込められた「汐風ららばい」も披露することになるだろう。波佐見からも親戚や友人ら親しい人が大勢見にきてくれるので、緊張しそう。自分なりにこの1年間突っ走ってきて、ステージでメンタルなども鍛えられた。成長した姿を見てほしい。