「怒鳴りながら机を蹴り飛ばした」との行政文書 パワハラ問題の町長 職員「このシーンが夢に出てくる」 

愛知県東郷町の井俣憲治(いまた けんじ)町長が職員に対して、パワハラとみられる言動をしていた問題。

「町長が怒鳴りながら机を2回蹴り飛ばした」などと書かれた行政文書があることがわかりました。

井俣町長をめぐっては、町の職員に対しパワハラみられる言動を繰り返していたことが、職員が独自に行ったアンケートで明らかになっています。

その後、東郷町への情報公開請求で「説明に納得されない町長が机を2回蹴り飛ばす事例がありました」と記録された行政文書があることがわかりました。

文書によりますと、おととし11月、職員2人が町長室で町長に業務の説明をした際、町長が激高し「お前は俺の言っとる意味が分かって答えとるんか」と怒鳴りながら机を2度強く蹴り上げたということです。

これについて12月8日、井俣町長は…

(東郷町 井俣憲治町長)
「『話はもういいです』ということで…(壁を2回蹴って見せて)という感じで止めたつもりですが、相手方がどう感じたかが重要ということで、配慮ができていなかった。大変反省しております」

一方、文書を書いた職員は取材に対し「本当に怖かった。他の部署の人が同じ目にあわないようにと文書を作成した。このシーンが夢に出てくる」と話しています。

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