氷見市の氷見魚市場に8日、ブリ1220本が運び込まれた。7日に1595本を記録しており、連日の千本超えに市場は活気付いた。場内では競り人と仲買人の威勢のいい声が響いた。ブランド魚「ひみ寒ぶり」の出荷宣言は見送られた。氷見漁協の担当者は安定出荷できる見込みが立っていないためと説明している。
●能登町沖で2750本
能登町沖で8日、今季最多となる寒ブリ約2750本が水揚げされ、石川県内の市場に運ばれた。県漁協能都支所(能登町)によると、2千本を超えるのは十数年ぶり。能登町沖で8日に水揚げされたブリは10キロ前後が多く、一番の大物は17.9キロ。能登町沖の3カ所の大型定置網に入っていた。