冬休み期間中も「宅配弁当」利用可能に 放課後児童クラブ「現場の負担はない」夏休み期間の実施が好評=静岡

静岡市の難波喬司市長は12月8日の定例会見で、夏休み期間中に実施した放課後児童クラブでの「宅配弁当」の利用について、冬休み期間も実施することを発表しました。

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静岡市には保護者から「夏休みなどの長期休暇中に宅配弁当を利用できるようにしてほしい」という要望があり、市は2023年8月の夏休み期間に一部のクラブで宅配弁当の利用を可能としていました。

夏休み中の宅配弁当は市内の12クラブで利用され、多いところでは在籍児童の20%が利用するほどで、保護者からも好評を得ていました。

懸念となっていた各クラブの負担も「現場の負担はない」との回答だったことから、難波市長は8日の定例会見で冬休み期間中も実施することを発表しました。

葵区・駿河区・由比地区・蒲原東については、静岡市社会福祉協議会が運営する61クラブのうち15クラブが利用予定で、そのうち毎日の利用が7クラブ、週1回程度が8クラブということです。

また清水区では、地域団体が運営する23クラブのうち7クラブで、そのうち毎日の利用が6クラブ、週1回程度が1クラブということです。

静岡市は、2024年3月の春休みや2024年度での事業拡大、サービス向上に向けて、引き続き、事業者と協議を行っていくとしています。

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