ガザ南部爆撃、10人死亡 集合住宅、多数負傷

 【エルサレム共同】イスラエル軍は8日、地上侵攻するパレスチナ自治区ガザの北部や南部でイスラム組織ハマスの掃討作戦を続けた。中東メディアなどによると、南部最大都市ハンユニスで同日、集合住宅に軍の爆撃があり少なくとも10人が死亡、多数が負傷した。

 ガザ保健当局によると、10月7日からの戦闘によるガザ側の死者は計1万7487人に上った。この1日で300人以上増えたとしている。

 イスラエル軍は8日、ガザでハマスが拘束する人質の奪還作戦を行い、兵士2人が重傷を負ったと表明した。人質は奪還できなかった。ハマスは軍の作戦を阻止した際に拘束する兵士1人が死亡したと主張した。信ぴょう性は不明。

© 一般社団法人共同通信社