地元産、甘~く柔らか 上山でラ・フランス給食

児童が生産者と一緒に市内産ラ・フランスを味わった「おいしいラ・フランス給食デー」=上山市上山南小

 上山市の全小中学校7校で8日、「おいしいラ・フランス給食デー」が行われ、児童生徒が地元産の「果物の女王」を堪能し、魅力を再確認した。

 かみのやまブランド推進協議会が毎年実施。JAやまがた南部営農センター果樹部会西洋梨部会員が育てた2Lサイズ計501個を用意し、6日には市内2保育園の給食で提供された。

 上山南小には西洋梨部会長の遠藤清志さん(42)が訪れ、3年生約90人と交流した。上山の特徴としてブドウのように枝を張る「平棚仕立て」で栽培していることや、今春の凍霜害の影響などを説明した。

 給食で児童と生産者が一緒にラ・フランスを味わうのは4年ぶり。後藤桃花さん(9)と佐野心春さん(9)は「とても甘いし柔らかくておいしい。ラ・フランスのことをたくさん教えてもらって、今まで以上に好きになった」と笑顔を見せた。

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