熱っ!浜焼き能登かき 羽咋でイベント始まる

熱々の能登かきを求めて訪れた来場者=羽咋市の道の駅のと千里浜

 カキの養殖や飲食店の営業などを手掛ける「能登風土」(七尾市)の「かき祭り」(北國新聞社後援)は9日、羽咋市の道の駅のと千里浜で2日間の日程で始まり、県内外から訪れた家族連れらが熱々の能登かきを堪能した。

 海水温の上昇などで記録的な不漁となっている能登かきの魅力を発信しようと企画された。道の駅敷地内の特設会場に浜焼き用のコンロ60台が並び、来場者は身が大きく塩味の効いたカキを味わった。

 初日は殻付きの能登かき約5500個が完売した。小松市の会社員野村椋祐さん(26)は「家で食べるカキとは全然違う。浜焼きのおいしさに驚いた」と話した。

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