鹿島アントラーズ、2024新ユニフォームを発表!過去のユニを“再構築”したモダンなスタイル

鹿島アントラーズとキットサプライヤーのNikeは10日、2024シーズンの明治安田生命J1リーグほかで着用する新ユニフォームを発表した。

今回発表となったのはフィールドプレーヤー用のホームとアウェイで、どちらも過去のユニフォームにインスピレーションを得たデザインの登場となった。

Kashima Antlers 2024 Nike Home

鹿島アントラーズ 2024 Nike ホーム ユニフォーム

2024新ホームユニフォームは、レトロなチェック柄をNike独自のデジタルというフィルターを通して、現代風(モダン)にアレンジした斬新なデザインを採用。

2014シーズンのチェック柄ホームユニフォームからインスピレーションを得て、そこにデジタルのフィルターをかけクローズアップしたチェック柄を大胆に表現した。

従来のディープレッド深いトーンのレッドを重ね、ツートーンでデジタルチェックを演出。グラフィックの細かさを際立たせるためにドットを使用し、あえて歪みを加えることで動きのある独特なチェック柄が完成した。

パンツとソックスはどちらもダークネイビーを採用し、力強さとメリハリの効いたカラーコンビネーションに。パンツの両脇には湾曲で動きを感じるラインを使用している。

アクセントカラーにディープレッドを用いることでシャツとの連動性が生まれ、ユニフォーム全体でクラブのアイデンティティを表現。

鹿島アントラーズ 2014 Nike ホーム ユニフォーム

このユニフォームが今回のモチーフとなった2014シーズンのホームユニフォーム。クラブ史上初のチェック柄を用いたデザインで、アウェイユニフォームにも採用していた。

パンツとソックスにネイビーを採用し、上から「赤-紺-紺」の組み合せが初登場したのはこの2014モデルだ。

Kashima Antlers 2024 Nike Away

鹿島アントラーズ 2024 Nike アウェイ ユニフォーム

2024新アウェイユニフォームでは、さらに懐かしいデザインが復活した。

2004シーズンで着用したアウェイユニフォームからインスピレーションを得て、ラグランスリーブのグローバルクリエイティブデザインを採用。ダークネイビーをラグランスリーブのパーツに用いることで力強さを表現する。

シンプルなソリッドな仕様にクラブの象徴的なカラーを用いたブロックデザインで、レトロな印象を与えつつもモダンにアレンジされたユニフォームに仕上がっている。

画像で確認できる各部スポンサー企業は、胸に「LIXIL」、左右鎖骨に「mercali」、背中上に「Ywllow Hat」、背中下に「RISO」、左袖に「日本製鉄」、パンツ前面に「Kaneka」。

現時点で新シーズンのスポンサー企業に関して公式には発表されていないため、これらについては変更となる可能性もある。

鹿島アントラーズ 2004-05 Nike アウェイ ユニフォーム

今回の2024アウェイユニフォームのモチーフとなったのは、2004、2005の2シーズンで着用した2004-05アウェイユニフォーム。

11月に引退試合を行った本山雅志氏や、小笠原満男氏、野沢拓也氏、そして先日監督を退任した岩政大樹氏など、錚々たるレジェンドが袖を通したユニフォームだ。

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2024モデルのレプリカユニフォームは、2024年1月上旬にホームの販売を予定。その他についても販売スケジュールが確定次第、クラブ側から告知される。

詳細については鹿島アントラーズの公式ウェブサイトまで。

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