ジャズで長崎を盛り上げよう 平戸さんら出演「NAGASAKI CITY JAZZ」初開催

佐世保市出身の山近さん(右)らプロのミュージシャンが演奏した「NAGASAKI CITY JAZZ」=長崎市尾上町、かもめ広場

 長崎市内をジャズで盛り上げる音楽イベント「NAGASAKI CITY JAZZ」(実行委主催)が9日と10日、尾上町のJR長崎駅前「かもめ広場」などで初開催。同市出身のジャズピアニスト平戸祐介さんらプロのミュージシャンが、迫力ある演奏で聴衆を魅了した。
 再開発が進む駅のにぎわいを広げようと、周辺の企業・団体でつくる長崎駅周辺まちづくり推進協議会が初めて企画。「異国情緒あふれる長崎の街並みに合う」をコンセプトに平戸さんが総合プロデュースを手がけた。
 メイン会場のかもめ広場のステージでは、平戸さんの他、佐世保市出身のドラマー山近拓音さんを擁するユニット「EYRIE(エイリー)」などが出演。音楽ジャーナリストの小川隆夫さんは、ジョン・コルトレーンやエルビン・ジョーンズなど伝説的なミュージシャンと長崎の接点を解説した。10日は長崎県内の高校、大学生らの演奏も披露された。

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