「精査している」を9回繰り返す 7分半の取材で 自民党安倍派の“裏金”疑惑 大野泰正参議院議員 約5000万円のキックバックを収支報告書に記載しなかった疑い

参議院・岐阜選挙区選出で安倍派の大野泰正議員(64)。
過去5年間で5000万円あまりのキックバックを受けたにもかかわらず、収支報告書に記載せず裏金にしていた疑いがJNNの取材で明らかになりました。

(参議院 自民党安倍派 大野泰正議員)
Qパーティー券のノルマはどのぐらいあった?
「あの、本当に精査させていただいている途中です」

Q裏金を受け取った認識はあった?
「そういうことも含めて精査しているということ」

大野議員は7分半の取材で9回「精査している」という言葉を繰り返し、明言を避けました。

また、衆議院比例東海ブロック選出の池田佳隆議員(57)も、4000万円を超えるキックバックを報告書に記載していない疑惑が浮上していて、事務所側は「事実関係を慎重に調査・確認し適切に対応してまいります」とコメントしています。

© CBCテレビ