【中国】光束汽がEV生産可能に、BMWミニ製造へ[車両]

中国の自動車メーカー長城汽車とドイツの自動車大手BMWの合弁会社、光束汽車(スポットライト・オートモーティブ、江蘇省張家港市)は11日までに、中国工業情報省から電気自動車(EV)の生産資格を取得した。江蘇省張家港市の工場で、BMWのミニ(MINI)ブランドのEVを生産する。

光束汽車は長城汽車とBMWの折半出資で2019年に設立された。張家港市に完成車を年16万台生産できる工場を持つ。

光束汽車は張家港工場で、ミニの新型「ミニクーパー3ドア」と新型「ミニカントリーマン」の2車種を生産し、24年から国内外で販売する計画を既に明らかにしている。

証券日報(電子版)によると、中国でミニクーパーを購入する人の9割以上が女性。光束汽車は、女性人気の高い「新エネルギー車(NEV)」ブランド「欧拉(ORA)」を手がける長城汽車のノウハウを活用しながら、ミニブランドの中国シェア拡大を図る狙いだ。

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