師走恒例、「今年の漢字」が発表されました。12日午後2時すぎ、京都の清水寺で日本漢字能力検定協会が発表した「今年の漢字」は…「税」でした!!
全国から応募のあった約14万8000票のうち5976票を集め、2014年以来2度目の1位に。
(清水寺 森清範貫主)
「(タイガースの)『虎』と内心思っていたが、ふたを開けてみたら『税』という漢字だった。国民の皆さま方がシビアに税の行方というものをみている。税に関する意識が非常に強いということで、改めて国民の皆さま方の視点を感じた次第です」
2位は記録的猛暑を反映して「暑」、3位は去年と同じ「戦」でした。
1位から3位までは1000票差以内で、2023年は皆さん、意見が割れたようです。
名古屋では「個人的」な「今年の漢字」を書いてもらいました。
(『誕』を選んだ女性)
「2人目の娘が、ことし生まれたので。コロナ禍が明けて、立ち会い出産してもらえたので、とても楽しかった、大変だったけど」
つづいては…。
(『祝』を選んだ男性)
「教員なのですが自分たちの学校で、ことし全国大会で優勝した子たちがいたので」
名古屋市の瑞穂高校に勤務する教員の2人。
ことし、弓道部と卓球部が全国大会で優勝し、その祝賀会の帰りでした。
実は11月の「チャント!」でも、弓道部と卓球部の部員を注目アスリートとして放送していました、こんな「ご縁」もあるんですね。
一方、こちらの男性は。
(『肉』を選んだ男性)
「ことし、すごく肉をたくさん食べたので。これは両親の結婚記念日に桜山(名古屋市)にある『リボン』というステーキ屋さんで食べたシャトーブリアン。うまい、今まで食べた肉で一番おいしい」
こちらの女性は…。
(『忙』を選んだ女性)
「とにかく忙しかったので。仕事とホストファミリーを始めたので」
アメリカから来た大学院生を受け入れているそうです。
そして、こちらの夫婦は…。
(『穏』を選んだ夫婦)
「僕たち夫婦が、ことしから穏やかになった」
「私(妻)が病気をしたから、穏やかが一番だなと思って」
「いつも(妻に)付き添いながら支え合って」
あなたは、どんな漢字を思い浮かべましたか?