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佐世保港の三浦地区周辺が、観光客らの夜間周遊やクルーズ船誘致の促進などを目的に、イルミネーションやライトアップで彩られ、ロマンチックな光のスポットとなっている。
一帯は国土交通省が地域活性化の核となる港や施設を認定する「みなとオアシス」の一つ。官民で組織する「みなとオアシスさせぼ運営協議会」が、港を活用した地域振興事業に取り組んでいる。
港では昨年、市が市制120周年を記念し「ヒカリノミナトSASEBO」として、クルーズ船の誘致促進や市民が楽しめる空間づくりなどに向け、イルミネーション事業を開始。今年10月から同協議会が、新たな演出で事業を展開している。
日没後、岸壁に面する新港町やさせぼ五番街周辺など7カ所のゾーンに明かりが点灯(午後10時まで)。海面に光が反射するなど夜の港ならではの風景が広がり、通行人らが写真撮影などを楽しんでいる。
同協議会は「佐世保の魅力をアップさせたい。港は街中にあり、歩いて市街地への周遊ができる。『きらきらフェスティバル』も開催中。各地に足を運び、ショッピングや飲食を楽しんでもらい、消費拡大につながれば」としている。