区議会選挙、李長官は投票率に満足

区議会議員選挙の結果が発表され、地域選挙区の総投票率は27.54%、119万3000人余りの有権者が投票し、これまでの区議会選挙で最低となった。12月12日の香港メディアによると、李家超・行政長官は同日、記者団と会見した際、「メディアは常に投票率について言及するが、区議会全体の方案に焦点を当て、最終的に選ばれた区議会議員が、いかに区議会で生活環境を市民の要求に合わせたものにできるかが最も重要である」とコメントした。

李長官はまた「約120万人の有権者が投票に行ったことにも満足しており、たとえコンピューターの故障があったとしても、依然として多くの市民が投票のために列をなし、熱心に市民としての責任を果たしていた」と述べた。また各選挙の規則の下では、異なる地域で変更が生じるのは当然のことであり、投票者の数、選挙中に議論が激化するかどうかは、全体の構造と変化に影響を与えると指摘した。

今回の選挙では政府は多くの宣伝活動を行った。李長官は「新しい区議会は建設的なものであり、過去のような破壊的なものではなく、地域の利益を重視するものであることを市民に理解してもらいたい」と述べた。地域、香港と国家の利益に注力し、これまでのように香港独立を鼓吹したり、一国二制度から一国を排除し、特区の統治権、中央政府の統治権力に抵抗する区議会にはならないと指摘した。

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