再開発が計画されている広島市中区の旧市営基町駐車場の解体工事が、14日から始まりました。
小林康秀 キャスター
「街の中心部、紙屋町・八丁堀のちょうど中間地点となります。ここは、かつては朝日会館でしたが、その後、自動販売機が置かれ、コインパーキングでした。今は工事用の作業車が停まっています。そして、すぐ隣りの基町駐車場はきょうから解体工事が始まりました」
旧市営基町駐車場には工作機械が持ち込まれ、解体工事が始まりました。再開発ビルは、旧市営基町駐車場の跡地と周辺に建設され、高層棟と変電所棟・市営駐輪場棟の3棟で構成されています。
このうち地上31階の高層棟上層階には広島初進出のラグジュアリーホテルを誘致し、低層階には広島商工会議所が入る予定です。6階には電車通りを見渡せるテラスなども作られるということです。
解体工事は来年9月末まで続き、ビルは来年10月以降に着工。高層棟は2027年度完成予定です。
