米軍ダイバー2人、一時不明に 屋久島沖、墜落オスプレイ捜索中

 15日午前10時45分ごろ、鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故の捜索活動をしていた米軍のダイバー2人が「行方不明になっている」と、第10管区海上保安本部(鹿児島)に、現地連絡所にいる海保職員から連絡があった。同11時40分ごろ、いずれも海面で発見され、救助された。命に別条はないとみられる。

 10管によると、行方不明になったのは屋久島空港から南東に約1600メートルの海域。

 事故は11月29日発生。米軍は搭乗員8人全員の死亡を認定、うち1人は見つかっていない。米軍は、海中で見つかった機体胴体部の引き揚げに向けた準備を進めている。

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