11月の全日本剣道選手権大会で初優勝した広島県警の棗田龍介(なつめだ・りゅうすけ)巡査が15日、湯崎知事に優勝を報告しました。
湯崎知事
「僕も小学校の時、ちょっとだけ剣道をやっていたんですけど、よくみんな、こんなに痛いのをずっと続けるなと思って」
棗田巡査
「最初の小学生1、2年生の頃は怖いというか剣道が嫌いな状態で、高学年ぐらいから少しずつ剣道を本格的にやりだした」
湯崎知事
「我慢した甲斐がありましたね」
同席した父親で、県警の主任師範を務める棗田英雄警部は、広島県勢として初めての優勝について、「びっくりしています」と話しました。
棗田巡査は来年7月にイタリア・ミラノで開かれる世界大会への出場を目指していて、「代表に選ばれるように頑張りたい」と抱負を語りました。
棗田巡査
「今までやってきて、それを県知事さんに報告できて、今、うれしい気持ちでいっぱいです」
棗田巡査は「機動隊員」兼「海田署員」として勤務しながら、世界大会に向けて剣道の稽古を続けることにしています。