滋賀県野洲市は15日、生活保護受給者が医療機関を受診する際に提出する診療依頼書を誤交付したと発表した。
今月6日に受給者が社会福祉課を訪れ依頼書を申請したところ、職員が別の受給者の氏名や住所、生年月日などを依頼書に手書きで記入し、十分確認せずに交付したという。
別人の氏名などが書かれていることに気付いた受給者が、11日に郵送で同課に連絡したことで誤交付が発覚した。
市は受給者2人に謝罪するとともに、正しい依頼書を申請者に交付した。同課は「記入内容を確認し、受給者と再確認してから渡すよう徹底する」としている。