●氷見魚市場、需要ピークで歓迎
氷見市の氷見魚市場に15日、ブリ1429本が運び込まれた。今週はしけ続きで水揚げが少なく、今月7日の1595本に次ぐ大漁となった。歳暮用や飲食用の需要は最盛期で、市内の鮮魚店や飲食店から歓迎の声が上がった。ブランド魚「ひみ寒ぶり」の出荷宣言はなかった。
氷見市は、ふるさと納税返礼品で、ひみ寒ぶり関連品を先行予約した人に対し、代替品や発送の次年度繰り越しの選択を打診する準備に入った。宣言が出るまで待つという人には希望を尊重する。生のブリの予約は14日現在294件あるが、発送の見通しが立たないと判断した。次年度に繰り越しても今年度の実績になるものの、来年度の新たな寄付の見送りにつながることを懸念する。