エヴァートン、2025-26シーズンに新スタジアムへの移転を発表 134年続いたグディソンパークとお別れに

写真:134年の歴史に幕を下ろすことになったグディソン・パーク

エヴァートンの新スタジアムへの移転が、2025-26シーズンになることが決まったという。新スタジアムは2024年の年末までに完成する予定だが、2024-25シーズンの途中で移転しないことが決定された。イギリス『BBC』電子版が報じている。

新スタジアムへの移転は2024-25シーズンの途中に行われる可能性があった中、シーズンの途中で移転をせず、シーズン終了までグディソン・パークに留まることになった。これによりグディソン・パークの歴史は134年で幕を下ろすことになる。

新スタジアムはリヴァプールのブラムリー・ムーア・ドックという港付近で、現在の本拠地のグディソン・パークから西へ3km離れたあたりに位置する。2021年8月から建設が始まり、収容人数は52,888人を予定しているという。

エヴァートンのコリン・チョン暫定CEOがスタジアム移転の日程に関して以下のように語った。

「まずシーズンの途中に移転しないという決定は、スタジアム建設の遅れが原因ではないことを明確にしたい。これは商業的な観点、必要になる物流、スタジアム運営の影響、そして最も大切な新スタジアムへの移転に関してファンより得られたフィードバックから総合的に判断したクラブの決定だ」

「エヴァートンの新スタジアムは、予定通り2024年12月に完成する予定で順調に進んでいる。そして2024-25シーズンがグディソン・パークでの最後のシーズンになるだろう」

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