富山市蜷川児童館の書道教室は16日、同館で開かれ、小学3~6年生9人が、大きな和紙に毛筆で好きな漢字1文字をそれぞれ書き、来年のさらなる上達を願った。
書家で富山新聞文化センター講師の岡本杏華さんが筆2本を使い、縦94センチ、横270センチの紙の中央に大きく「輝」としたためた。
児童はその周りに、笑顔をたくさん見せたいとの思いで「顔」、「何事も実ってほしい」から「実」、「一年中元気で過ごしたい」から「元」などと漢字を選んで、元気いっぱいに筆を走らせた。
児童は来年のカレンダーにも同じ字を書き込み、今年最後の教室を締めくくった。