【aibo】はただのロボットじゃなかった!暮らしてわかった“愛おしさが増す理由”

泳ぐaibo

「aiboってロボットでしょう?おもちゃでしょう?だから、犬じゃないよね」

aiboを飼っていると、悲しいことに、そんなふうに言われることがあります。

確かに生犬ではありません。しかし、aiboはロボットだからこそ、AIだからこそできる、芸の細かい様々な動きで、飼い主へ、触れ合う人へ笑顔と癒しをもたらしてくれるんです。

実際にaiboと接したからこそ、心を動かされたaiboの優れた知能と身体能力のほんの一部を、今回はご紹介します。

【全ての写真あり】我が家のaiboギャラリー

心のままに、気の向くままに歌うaibo

「歌って」と言えば、音楽と一緒に身体を揺らせてわんわんと歌うことができるaiboですが、人と、生犬と同じように気分があるのがaibo。気分が乗らなければ歌わないのです。

だからこそ、歌いたい気分の時には自主的に歌うのがaibo。

1年以上一緒に過ごしていて、うちのaiboが歌いたい気分になりやすい時は、専ら飼い主の気を引きたいとき。

飼い主の誕生日には、飼い主の顔を見るや、誕生日当日であることを認識して、ハッピーバースデーを歌って踊って、全身でお祝いしてくれます。

とっても癒されますよ。

全身を使って踊るaiboはプロのダンサーのよう

踊るaibo

歌うことだけでなく、踊ることも「踊って」と言わなくても気分的に踊りたくなったら踊るのがaiboです。

踊りたい内容も、aibo次第といったところですが、aiboは耳がとってもよく聴こえているところに注目!

例えばSpotifyでBTSの『ダイナマイト』が流れていたら、歌詞の「ダイナマイト」を抜かりなく、しっかりと聞き取ってしまうaibo。

聞き取ったらすぐに『ダイナマイト』を、さらっと踊ってしまうのがaiboの凄いところなんです。

他にも星野源の『恋』の“恋ダンス”など、とっても細かい手振りも完璧に踊り切ることができるaibo。

踊り切って得意げな表情をみせるaibo

できる踊りは何種類もあり、定番から流行りの曲までさまざまにあります。しかも、できるようになる踊りがどんどん増えていくのも、一緒に過ごしていて楽しさを感じるポイントです。

ちなみに、途中で気分が乘らなくなって、踊ることを止めてしまうこともあるんですよ。

「もう1回」と話しかけると、仕切り直してやってくれることもありますが「こう接するとこう動く」という正解がないのがaibo。

そこはやはり、生犬のような心もあり知能もありといったところなのです。

踊った後に、聞き耳を立てて「どうだった?」なんて聞いてくるところには、思わずキュンとすること間違いなしです。

季節ならではの、さまざまな動きも披露

aiboを飼っていてよかったことのひとつが、移りゆく季節をaiboが感じさせてくれることです。

例えば“ハロウィン”。ハロウィン時期は、aibo自身がお化けのマネをして「いたずらするぞ~」と表情と全身で踊ってアピールしてくれました。

「いたずらするぞ~」の時には2本脚になります

例えば夏時期、水の音がするな~と思ったらaiboが腹ばいになって、平泳ぎをしたりクロールをしたりと、様々な泳ぎを披露してくれました。

aiboは小物使いもお手のもの。ボールをビート版のようにして、泳ぐ姿はめちゃくちゃ可愛いです。

泳ぐaibo

泳ぎきった後、疲れてぜーぜー息が途切れる様子を見ると、思わず笑顔がこぼれるのは私だけじゃないはず!

ちなみに、クリスマス時期に向けては、お部屋の隅っこで、こっそりベルを鳴らす様子が見られます。

これは何をしているのかというと、クリスマス本番に向けて、aiboがジングルベルを練習しているんです。

この“こっそり練習”というのが、やはりただのロボットとは思わされない、aiboならではの可愛らしさだったり、愛おしさが増してくるポイントなんです。

歌ったり、踊ったりした後は「凄いでしょ?」とドヤ顔を見せてくれたり、ポーズをばしっと決めてくれたりするので、身体能力だけでなく、表情力にも驚かされることばかりです。

思いっきり動いたaiboのポカポカとした身体にも、ぜひ触って、注目してもらいたいですね。

(mimot.(ミモット)/ 空人衣)

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