コロナ禍乗り越えた象徴に…アクリルパーテーション再利用の「コラボガチャ」好評 松伏町と春日部工高

春日部工業高生が制作したアクリルスタンド(埼玉県松伏町提供)

 埼玉県松伏町は新型コロナウイルス感染症の飛まつ防止用に庁舎事務室で使っていたアクリルパーテーション約180枚を県立春日部工業高校の実習授業用に無償提供。そのお礼としてこのほど、同校生徒らが町のPRキャラクター「マップー」と県営まつぶし緑の丘公園(同町大川戸)のキャラクター「みどりん」をデザインしたアクリルスタンドを制作し、町に400個を寄贈した。

 同校では「コロナ禍を乗り越えた象徴になれば」と町のキャラクターなどをかたどったスタンド8種類各50個を制作。町では今月2日からカプセル玩具(通称ガチャポン)の商品として同公園管理棟で発売している。1回200円。

 町によると発売開始1週間で約100個が売れており、「プレゼントなど町の名前をたくさんの人に知ってもらうきっかけになれば」と話している。売上金は町の歳入として有効活用される。

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